◆季節の行事と林業体験を組み合わせたタイプ
 森林の素材をお互いに贈りあう交流型の発展型として、LN21が考案したオリジナルのプログラムで、七夕とクリスマスという子供たちにも人気の行事と、林業の体験活動とを組み合わせたユニークなものです。北海道と宮崎県との2つの小学校をモデルに実施されました。

◇七夕編…宮崎県から北海道へタケを送る
 北海道にはタケが自生していないため、七夕にはカワヤナギの木をササに見立てて飾りつける習慣があります。そこで本物のタケを宮崎県から北海道に送ることとしました。ところでタケは、林業においては厄介物で、山に苗木を植えてもタケが侵入してきて植林した木の生長を邪魔することがあります。このため植林した木を守り育てるために、植えた若木の周りの草やタケを刈り取る作業が必要で、これを下刈りと呼んでいます。この下刈り作業を宮崎県の子供たちに体験してもらい、刈り払ったタケを北海道に贈ることにしました。また同時に、全国のLN21会員からは全国各地の森から集めたいろいろな木の葉が、北海道の小学校に送られました。 北海道の大和小学校では、宮崎県の学校から送られたタケにLN21から送られた木の葉で七夕飾りを作りながら、森林や林業のことを学びました。
◇クリスマス編…北海道から宮崎県へモミの木を送る
北海道には、クリスマスツリーそっくりの形になるトドマツやアカエゾマツが自生していますが、郷土樹種としてたくさん植林もされています。そこで、今度は北海道の子供たちに枝打ち作業(良質な丸太を育てるために下枝を切り落とす作業)を体験してもらい、そこで切ったトドマツの枝や、アカエゾマツの苗木を宮崎県に送ることとしました。また全国のLN21からは、全国の森林で集めた木の実が送られました。宮崎県の福瀬小学校では、北海道から届けられたトドマツの枝で作ったリースやアカエゾマツのミニツリーに様々な木の実を飾りつけて、素敵なクリスマス飾りを制作しながら森林や林業について学びました。